髪の構造って何?
今更聞きにくい髪の毛の構造は…?
髪は、3つの部分からなります
1本の髪は、大きく分けると3つの部分からなり、一番外側をキューティクル、中間部をコルテックス、中心部をメデュラといいます。
とても難しいそうにとらえられてしまいますが簡単な覚え方があります。
それは、太巻きをイメージしていただければ分かりやすいです。
中身(具材)がメデュラ〜髪の芯となる部分
ハイダメージになると具材までダメージが届いてしまいます。
ご飯がコルテックス〜髪の栄養分。
ご飯をしっかりのせてしっかり握ると太くて硬い海苔巻き
ご飯を軽くのせて軽く握ると細くて柔らかい海苔巻き
海苔がキューティクル〜髪をコーティングする分。
ここが大事!海苔がダメージで穴が開いてしまうと中のご飯までポロポロこぼれ落ちてしまいます!
なので海苔を大切にしないといけないんです。
トリートメント等ででキューティクルをコーティングしてあげるのが大切なんです。
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ここから深い内容まで載せておきます!
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キューティクル
半透明のうろこ状のものが平たく4~10枚重なって、髪の内部組織を守る働きをしています。キューティクルは、濡れていると柔らかいため、特にこすれることによって、欠けたりはがれたりして、毛先ほどキューティクル枚数が少なくなっています。
キューティクル1枚も多層構造です(図参照)。
エンドキューティクルは柔らかく水で膨潤しやすい性質で、水、ヘアカラー、パーマ剤などの通り道になります。
キューティクルとキューティクルの境界には細胞膜複合体(CMC)があり、そこに脂質成分MEA(18-メチルエイコサン酸)が存在します。健常な毛髪では毛髪表面を、このMEAがおおっています。
MEAが髪全体に占める割合はわずか0.1%未満ですが、ミンクの毛にもあり、毛髪表面の摩擦を低減してまとまりをよくする働きがあり、髪のツヤや手触りを左右しています。ただし紫外線やヘアカラー(ブリーチ)で失われやすく、1回のヘアカラー処理で80%が失われてしまいます。しかも、MEAはトリートメントなどに単純に配合するだけでは、毛髪表面に定着させることはできません。
コルテックス
髪の85~90%を占めるコルテックスは、繊維状の束とそれを取り巻く構造でできています。
この部分のタンパク質・脂質の構造や水分量が、髪の柔軟性や太さに影響します。また、メラニン色素は主にこの部分に含まれていて、その種類と量によって、髪の色が決まります。(参照:髪の色)
メデュラ
髪の中心にあるメデュラは、やわらかいタンパク質による網目状あるいは多孔質構造で、ダメージを受けると多孔質構造の割合が増加します。
働きはよくわかっていませんが、膨潤や収縮する際の緩衝スペースや、大きな空洞を有する動物の毛では断熱効果に役立っていると考えられています。
もっと詳しく聞きたい方は関本まで!
Ash中野店では、これからもダメージレスにこだわっていきます!!
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